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Channel: いさおのブログ
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lo-d アンプの修理。。。

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メーカー製アンプの修理は、久しぶりです。
lo-d hma-8500で、プロテクトが解除しないジャンク品です。

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電力増幅回路、電圧増幅回路とそれぞれ、ばらせるところまでばらしました。
写真のように、電圧増幅回路の電源、電圧増幅回路は電源回路による配線があり、これを外すと面倒なんで、このままにしました。


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この基板は、ヘッドホン回路、メーターアンプ回路、プロテクト回路、電圧増幅回路、電力増幅回路の電源回路などなど、色々含む基板となります。結構な数の半導体素子を、交換しました。

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電源トランスの配線を接続します。

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電力増幅回路を繋げず、電源をいれました。見事プロテクトが解除しました。

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このように、片チャンネルはスムーズに調整できましたが、もう片チャンネルが、結構大変でした。

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故障しているもう1つのチャンネルには、ジャンパー配線の線が、目をこらさないとわからない程の先の線が、隣にショートし、ヒューズ、トランジスタを道連れにしていました。

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ここまで来るのは、大変でした。
バイアス調整をします。アウトプット電圧調整は、調整用ボリュームがありませんが、両チャンネル15mv以内に落ち着いています。。
写真が入らないので、次に行きます。


lo-dアンプの修理 2。。

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これはほんの一部ですが、フロントパネルの電球交換、電源スイッチの交換、他色々大変でした。


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動作確認、試聴します。OKです。写真のように、メーターが左右ずれていますので、調整します。

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発振器により信号をいれ、パワーメーターを調整しました。
次回は試聴の感想をアップしたいと思います。。。

fostexでlo-d アンプの試聴。。

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前回紹介しました、lo-d アンプを試聴します。


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去年購入した、fostex フルレンジスピーカー、fx120で試聴したところ、素晴らしいですね。高音域がふわっ~と頭のなかに響きます。それでいて癖のない低音域は、素晴らしいと思います。
このfostexのスピーカーも、かなりお気に入りです。


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最後にcd-α507の修理です。再生しない故障品でした。

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トレーベルトを交換し、ピックアップ、CDメカをメンテナンスしました。他、調整しました。


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その後、素晴らしい音質を奏でいます。。

pioneer CDプレイヤーの修理と、オペアンプ交換。。

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pioneerのCDプレイヤーを修理します。型式はpd-t07sで、再生しないジャンク品です。

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CDメカを分解し、ピックアップメンテナンスの為ピックアップを見てみると。。。
ピックアップレンズがありません(爆)。
これは再生しませんね。
皆さんもご存知と思いますが、この頃のpioneerのCDプレイヤーは、ピックアップレンズが取れやすいです。レンズは最悪にも、機体の中にはありませんでした。。

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ピックアップレンズを新たに装着し、サーボを調整、CDメカのメンテナンス、他メンテナンスし、無事再生しました。


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おおおおお。さすが高音域のpioneer
、素晴らしいですね!他社を圧倒しています。是非おすすめします。


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次に、以前ご紹介しました、改造したsansui CD-α607のオペアンプを、生まれて初めて交換したいと思います。正直、オペアンプの効力など信用していませんでした。
オペアンプはオリジナルにnjm5534ddがついています。一回路のオペアンプです。
これをlt1037cn8に交換します。。


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おおおおお!これも素晴らしい!オペアンプの違い、ここまでとは。。
一皮ベールを脱いだ感じです。
これからは、他のオペアンプを物色し、楽しみたいと思います。楽しみが増えました(爆)。。。

onkyo アンプの修理。。。

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onkyo アンプの修理をします。音が出ない故障品です。

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まず、電圧増幅回路を簡単にチェックし、コンデンサをオーディオ用コンデンサに交換、オペアンプはソケット式にし、交換しやすくします。

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保護リレーを新品交換、コンデンサを交換します。

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整流回路、メーターアンプ回路をメンテナンスします。後程、色々と半導体素子を新品交換しました。

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音量ボリュームを含め、接点類をメンテナンスしました。

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端子類を交換します。ある程度メンテナンスしましたので、火をいれます。
すると、プロテクトが解除しません。。
プロテクト回路は、電圧増幅回路に1つ、スピーカー保護リレー側に1つあります。
この電圧増幅回路のプロテクトには、サーボ検出、電流検出、温度検出と3つの監視システムがあります。
その前に、バイアス値が0のままで、ボリュームを回しても変化しません。。簡易チェックなんで、電力増幅回路のパワートランジスタをみてませんでしたので、チェックしてみます。。

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電力増幅回路には、サーミスタ、トランジスタによる温度補償がなされています。
パワートランジスタは3パラで片チャンネル6個、両チャンネルで12個あります。
このうちの3個かhfe低下、1個はショートしてました。それと、電圧増幅回路のある古い素子の、代替えミスがあり対処しました。これでバイアス値の変化は確認できるようになりましたが、プロテクトが解除しません。。
そこで追い詰めていくことにしました。
バイアス回路によるバイアス値、それにより異常が無いことから、電流検出、温度検出に異常なしと判断します。残るはサーボ検出によるサーボ回路に異常があると推測しました。
サーボ回路には、オペアンプにて制御されてますが、あるピンには0vでなければなりませんが、2vの電圧が流れています。
その前に、定電圧回路があります。電源回路に定電圧回路がないことから、電源回路に負帰還がかからず、音質的にも期待できます。。
この定電圧回路は、ツェナーダイオード、トランジスタ等から構成され、あるトランジスタのエミッタが、約23vなければならないのに、2vしかありませんでした。見事にトランジスタのhfe低下による故障でした。最初にみたときは、異常なかったのに。。経年劣化でしょうか、定かではありません。
これで、ようやくプロテクトが解除しました。
このアンプは、全体的に設計がギリギリなんで、故障した素子を交換しても、一時的に過ぎません。設計し直しのうえ、対処が必用です。
全体的に対処しました。。


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全部はのせてませんが、交換した部品です。写真が入らないので、次にいきます。。


onkyoアンプの修理 2。。。

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前回の続きです。。

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バイアス調整をします。アウトプット電圧調整はなく、1mv前後で優秀です。。
メーターアンプに不具合がみられ、難儀しました。各部電圧の異常は見られませんでしたが。。
追い込んで、とある半導体素子3個を新品交換しました。そのうちの1つは、超入手困難の半導体素子で、大変でした。

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パワーメーターを調整します。
このアンプには、3箇所の調整箇所があります。零点調整、メーターアンプオフセット調整、発振器によるメーターアンプレベル調整を行いました。

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テストスピーカーで、テストします。大丈夫ですね。次回は試聴を含め、オペアンプの違いを試し、それらをアップしたいと思います。。。

onkyo アンプの試聴。。。

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仕事が忙しかったのですが、落ち着いたので、先日ご紹介しましたm-509を試聴したいと思います。

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まず、このアンプには、サーボ回路にオペアンプを使用してます。オリジナルはnjm4558dxで、オリジナルのままで試聴します。
えっ、onkyoってこんなに音がよかったっけ?と思いました(爆)。高音域が、sansuiのバランスアンプと同等か、それ以上に素晴らしいです。
次に、opa2604apに換えて試聴します。
どちらかというと、高音域を強調した音質です。高音域重視の方には、良いのではないでしょうか?
最後に、lme49860に換えて試聴します。
オリジナルの音質に、高音域がふわっとした感じで、個人的には一番良いと感じました。このオペアンプを、最終的に装着させましたが、あとは聴く人の好みだと思います。

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少しお化粧直しをして、完成しました。
メーターも渋く、大変素晴らしいアンプだと思います。。。

sansui スピーカーの修理。。。

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ある程度、色々と落ち着きましたので、sansuiのスピーカー、s-α7を修理します。

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左右両方とも、エッジがボロボロです。

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2日かけて、交換が修了しました。このスピーカー、電解コンデンサは使用してなく、フィルムコンデンサを使用しています。。

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試聴します。ん 、ん?このスピーカー、昔 自作アンプを製作する前に、メーカー製アンプで一度試聴したことがありますが、かなり音質が悪い印象がありました。しかし、自作アンプで試聴すると、びっくりしました。
高価なフルレンジスピーカーたちと、対等に渡りあえます。
2wayなんで、各音域がフルレンジよりはっきりし、素晴らしいです。低音域もしっかり出て、高音域も素晴らしいです。



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このスピーカー、ジャンクでしたらかなり安く入手できます。さすがはsansui、元 JBLの代理店だけあり、流石の一言です。
しかし、スピーカーに対する概念が、また変わりました。
オーディオ一つにしても、奥が深く、面白いですね!また楽しみが増えました(^-^)。。。

sansuiアンプの修理。。。

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sansui au-x1111mos vintageを修理します。片チャンネル音が出ないものでした。

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電圧増幅部をメンテナンスします。

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凄い物量投資をしてますね!。。

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保護リレーはメンテナンスしやすいです。

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片チャンネルずつ、バイアス調整、バランス調整、アウトプット電圧調整します。

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フラットアンプをメンテナンス、調整します。

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試聴、動作確認します。大丈夫ですね。

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本格的に試聴します。
おおおおお!いままで聴いたsansuiのアンプのなかで、一番ですね!素晴らしい!

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間違いなく、sansuiの名機のなかの一つですね!勉強になりました。。。

sansui スピーカーとアンプの修理。。。

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sansui スピーカー s-7xvと、プリメインアンプ a-α9を修理します。

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スピーカーは、このようにエッジがボロボロで、外観もやばいです。。

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コンデンサ類を、パークオーディオのコンデンサに新品交換します。

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2日かけて交換、修理しました。2wayスピーカー、素晴らしいですね。高音域がフワッと脳裏に響き、低音域はズシンと来ながらも癖のない響きです。満足しました。

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a-α9は、メインアンプにウィルソンカレントミラー定電流回路を搭載しています。これにより、電源回路に定電圧回路を省き、負帰還をかからないようになっています。
片チャンネル音が出ないものでした。修理し、バイアス調整、他調整します。。

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フラットアンプをメンテナンスしました。


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動作確認、試聴します。素晴らしいですね。フルサイズのアンプとなんら変わりません。このサイズのアンプでは、一番の音質だと思います。

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ドウシンシャからコンパクトのコンポが、sansuiの名前で出ています。誰が設計したのでしょうか?元sansuiの技術者でしょうか?気になります(爆)。。。

Victor アンプの修理。。。

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Victor ax-s900 プリメインアンプを修理します。片チャンネル音が出ないものでした。
このアンプは、ステレオ時代という雑誌に、オーディオブームだった1985~86年代に、各社販売された製品として紹介されたものです。上位機種の技術を盛り込んだ、大変お買得なアンプでもあります。

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まず、フラットアンプを修理します。

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電圧増幅回路をメンテナンスします。

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これらのメンテナンスの前に、相当汚れがついていたので、洗剤を吹き付け後、お風呂にはいりました。トランスだけはお留守番をさせました。このように綺麗になりました。ドライヤーで入念に乾かします。。

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電力増幅回路、フォノイコライザ回路をメンテナンスし、バイアス調整、アウトプット電圧調整をします。

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動作確認後、試聴します。どちらかというと、tone コントロールを効かせないCDダイレクト機能の音質が、良いと思います。
toneコントロールを効かせると、色々なジャンルに合わせることが出来ると思います。この価額帯では、しっかりした音質だと思います。

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CD時代に突入すると、フォノイコライザアンプはオマケ程度なプリメインアンプが、多くなります。
このアンプは、simpleな回路ながら、良い部品も物量投資し、全体的に良いフォノアンプに仕上がっていると思います。
Victorは、VHSの売り上げのお陰で、高品質のパーツを安く使えたみたいです。
現代ではこの値段では作れない、お買得なアンプだと思います。。

マランツ アンプの修理。。。

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だいぶ暑くなってきた今日この頃ですが、皆さんどうお過ごしでしょうか?
さて、本日はマランツのアンプをご紹介します。型式はpm-88ase(f)で、電源が途中落ちるという故障品でした。

まず、電圧増幅、電力増幅回路を修理します。

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メンテナンス性に優れています。

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電圧増幅回路の定電圧回路は、フロントパネルの一部に組み込まれています。
故障した半導体素子を、新品交換します。

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A級、AB級バイアス調整をします。

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アウトプット電圧は優秀です。

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動作確認、試聴します。素晴らしいですね。未だに熱い人気があるのが、納得できます。このお値段では、現代ではこない、倍はかかる凄いコストパフォーマンスのアンプです。

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素晴らしいアンプですね!是非おすすめします。。。

sansui スピーカーの修理。。。

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sansui スピーカーを修理したいと思います。s-α9で、エッジがぼろぼろでした。

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エッジ交換が完了しました。

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試聴します。s-α7と共に、素晴らしい音質ですね。現代のスピーカーと、なんら遜色ありません。場合によっては、こちらが良いかもしれません。

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denon sc-cx101を紹介します。denonの名機とも呼ばれ、現在でも販売されている、ロングセラーであるスピーカーです。

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試聴します。中、高音域が素晴らしいですね。denonのアンプやCDプレイヤーの、音質からのイメージが違います。低音域もしっかりでて、評判通りのスピーカーだと思います。


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最後にdenon dcd-735の修理です。電源スイッチの故障、再生不可のものでした。
電源スイッチを修理し、CDメカの修理、メンテナンス、サーボの調整をしました。

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無事再生しました。。

pioneer CDレコーダーの修理。。。

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pioneer CDレコーダーの修理をします。型式はpdr-n902で、動作確認すると、「かっかっかっかっかっ」と音がし、スピンドルモーターが動作せす、デッスクが回転しませんでした。
ただたんの、ベルト劣化と思いきや、ベルトにはまだきちんとはりがあります。もしベルトが劣化すると、トレー開閉はしますが、CDメカがきちんと動作せず、CDをうまくチャッキングできません。
調べていくと、なんとマグネットアーム(スピンドルモーターの先についている、デッスクを挟む役目をするもの。マグネットチャッキングとマグネットアームでデッスクを挟み、再生工程の役目をします。)がマグネットチャッキング側に出ていて、これでスピンドルモーターが回転しない状態でした。
これは明らかに、前 持ち主か誰かが、弄っています。マグネットアームの位置が正確でないと、デッスクとピックアップの位置が乱れ、レーザーを発しても再生しません。
マグネットアームの位置を、模作しながら付け替えます。勿論、その動作段階では、スピンドルモーターは回転し、読み込み動作しますが、異音をし再生しません。いくらマグネットアームの位置を、変えても再生しないので、やむを得ずピックアップを新品交換します。

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写真右手にあるのが、ピックアップです。

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ピックアップを交換します。しかし、再生はしますが、再生時の動作音が異音がし、CDRは再生しません。
まだマグネットアームの位置が、正確な位置ではない可能生があります。微妙な位置を何度も変えた結果、正常動作するようになりました。

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録音、再生 大丈夫ですね。このサイズでレガートリンクコンバージョンを登載した、本格的なCDレコーダーです。場所をとらずに、CD録音をされたい方に、おすすめします!。。

yamaha アンプとdenon CDプレイヤーの修理。。

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yamaha の小型 プロ用パワーアンプ、a100aを修理します。

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半田修正、一部半導体素子を新品交換し、正常動作しました。バイアス調整します。



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小型ながら、素晴らしい音質を奏でます。さすがプロ用をなのるだけありますね!

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メーターも渋いです。

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denon dcd-f102を修理します。再生しなく、いっときしたら電源が落ちるジャンク品です。

電源回路を、一部半導体素子を新品交換します。また、いくら調整しても再生しないことから、ピックアップを新品交換します。


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右側は新品のピックアップとCDメカです。左側は元のピックアップメカですが、ヤニかなんかで変色しています。ピックアップが一番故障する原因です。CDをいれたままでも、静電気により、徐々に故障します。


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ピックアップをメカごと新品交換し、他修理、メンテナンスし無事再生しました。


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さすがはdenon、小型でも何らフルサイズと変わらない、音質を奏でます。素晴らしいですね。

sansui スピーカーの修理。。

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sansui スピーカーを修理します。型式はsp-100iです。

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写真ではわかりませんが、ウーハーのエッジが、両方ともボロボロです。

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構造もかなりがっちりし、豪華です。
ウーハーの固定仕方が、通常より頑丈です。

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エッジの付け方が通常より異なります。エッジの選択も、寸法をはかり、それに近いエッジを選択しました。


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コンデンサ類も、パーク オーディオのコンデンサに新品交換します。

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ウーハーを外す際、写真の長いねじを叩かないと、ウーハーが外れません。しかし、叩きすぎると、ねじ山がくずれ、ナットがはまらなくなります。写真のように、工具でねじ山を再生します。かなりあせりました(爆)。。


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試聴します。おおおおおお!これはヤバイですね。いままでのスピーカーの中で、一番低音域がでます。地響きがします。次元が違いますね。高音域も素晴らしいです。わたしが歴代に持っていた、フルレンジスピーカーでは、到底だせないですね。JBLのスピーカーで、20cmクラスのウーハーがつくと、一本6万円はこしますが、このスピーカーも一本6万弱です。22cmのウーハーがついています。
しかし、現代ではまずこのお値段では出せないでしょう。軽く倍はすると思います。
当時でも採算がとれてるのか、疑問符がついていたみたいですね。
エージングすると、まだ化けると思います。
かなり良い買い物をしました。。

sansui アンプの修理。。。

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sansuiのアンプを修理します。型式はau-x1111 mos vintageで、今回で2台目の修理となります。音が出ない故障品です。

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両チャンネル音がかすかに出ていますが、確かに出てないのとほぼかわりません。両チャンネル同じ症状から、電源回路を疑います。しかし、規定値が出ているので、電圧増幅回路を調べます。全体的に驚いた事は、いも半田が多い事です。原因の大半は、半導体素子のリードが、かなり短くカットされ、基板からほんの少ししかリードがでず、半田がのらずいも半田になっていました。廃盤の半導体素子が多く、別の方法で両チャンネル、対処しました。

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バイアス調整、アウトプット電圧調整、バランス調整をしますが、バイアス調整だけができません。電圧を調べていくと、なんと電力増幅部の電源回路の、電圧だけが流れていませんでした。これは見落としてました。電圧増幅回路の定電圧回路だけみていて、まさか電力増幅部の電源回路の、電圧がでていないとは、凡ミスでした。最初の診断は、やはり正解でした。
電源回路をチェックしていくと、なんと放熱器に装着しているブリッジダイオードのうち、2つが逝っていて、そのうちの一つのブリッジダイオードにつながる基板のパターンが、断線していました。
このブリッジダイオードは、勿論廃盤で、
べつに全く違うダイオードを、熱結合し加工して取り付けても構わないですが、スペースがまずなく大変で、できれば同等品か類似品があれば助かります。。
ネットを徘徊すると、規格がある程度類似した類似品がありましたので、手配しました。

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各チャンネルのバイアス調整、アウトプット電圧調整、バランス調整をします。ようやく調整がてきました。ここまでくるのにやっとの思いでした。。

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フォノイコライザーアンプの、アウトプット電圧調整をします。。

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その前に、フラットアンプをメンテナンスします。。

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メーカー製アンプの中では、未だにトップクラスの音質を誇ると思います。。

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交換した部品の一部です。いちじ、電圧増幅回路のバイアス値が1~2v出ていて、あせりました。主に、トランジスタの故障でした。
前回より大変な修理でしたが、大変満足しました。。

sansui CDプレイヤーとonkyo コンポの修理。。

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sansui CDプレイヤー CD-α717drを修理します。トレー開閉出来ない故障品でした。

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トレーベルトを新品交換しますが、これで修理が終われば良いですが、そうは問屋が卸しません。いくらサーボを調整しても、レーザーの出力を調整しても、再生しません。そこで、kss-152aのピックアップの装着している、CDメカごと交換し、動作確認します。勿論可動品です。
見事再生しない事から、サーボ回路の電源回路をチェックします。
すると、とある場所が見事に電圧が出ていません。半導体素子を交換し、サーボの調整、半田修正をし、無事再生しました。

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717ltdの後に出た製品で、デザインを含めわたしはこちらが好きです。内部もご覧の通り、大変コストパフォーマンスに優れた製品です。素晴らしいCDプレイヤーですね!

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onkyoのMD/CDコンポで、frシリーズです。ベルトを新品交換して、動作確認するも再生しません。サーボ調整、レーザー出力調整をするも再生しません。
ピックアップを新品交換し、無事再生しました。

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もう手練れたから30分前後でできますが、初めてのかたは相当大変と思います。バラスのが大変で、動作確認もこつがいります。是非挑戦して下さい(^-^)!。。


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最後に、待ちに待った、ドイツのメロディーメーカー、マイケル ボーマンのソロアルバムの新作です。
元ジェイテッド ハートのヴォーカルで、ジーノ(マイケル シェンカーが立ち上げたバンド)のヴォーカルや、シナーが立ち上げたサイレントフォースのヴォーカルをするなど、引っ張りだこのヴォーカルです。

過去最高傑作だと思います。是非おすすめします(^-^)!。。

nec CDプレイヤーの修理。。

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necのCDプレイヤー、cd-816を修理します。トレーがひらなかい、故障品です。
前回のCDと同様で、トレーベルトを交換してもトレーが開閉しません。また、強制的に再生させても、再生課程のなかに、おかしな動作があります。このことから、モータードライブicを、代替えで新品交換しました。また、電源回路の半導体素子を、一部新品交換し、ピックアップをkss-150aから代替えで、kss-210aに新品交換しました。
サーボ回路、電源回路に不具合が多い事から、ヒートシンクを追加し、対処しました。

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これにて、トレー開閉も快調になり、また再生の動作も同じく快調になりました。

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88年当時、数十万円もするソニーやフィリップスの最高級機のDACとしてTDA1541A-S1と言う王冠マークの付いたスペシャルDAC(フィリップス製)が話題を振りまきましたが、約1年後にはなんと数万円の普及機に搭載されてしまいました。それが89年4月に発売されたNECのこのCD-816です。

CD-816には上位機(CD-10)もありましたが、TDA1541A-S1が2個(4DAC)もついていて16倍オーバーサンプリング(相当)という基本内容は同じものでした。
また、1つ1つのつくりが凄く、電源ケーブル、CDメカ、電源回路、電源トランス、インシュレター、オーディオ回路、媒体ケースなど、どれをとっても手抜きなく、重たくずっしりして頑丈で、現代のCDプレイヤーがオモチャに感じます。
現代では、造り、音質とも30万クラスでしょう。
いや、30万クラスのCDプレイヤーでさえ、ここまでしっかりした機種は、あまりないと思います。

かなり素晴らしいCDプレイヤーで、是非おすすめします!

luxman アンプの修理。。。

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luxman アンプを修理します。型式はl-570z'sで、片方音が出ない故障品でした。これを合わせて、二台目の修理となります。

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途中の写真を無くしました。フラットアンプ、メインアンプを修理、メンテナンスし、バイアス調整、他調整しました。

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試聴します。さすがはluxmanですね!特に高音域がフワッと脳裏に残り、ヴォーカルの声が生々しく、そばにいるような感じがします。シンバルなどの些細な響きの余韻が鮮明に出、それでいてズシンとくる低音域は、鳥肌ものであります。

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現代では、まずこのお値段ではつくれないと思います。軽く倍はするでしょう。
是非おすすめします(^-^)!
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